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備中松山城

備中松山城は、現存12天守の中で日本一高い所にあり、日本三大山城(その他は、奈良県・高取城、岩村城・岐阜県) の一つです。所在地は、岡山県高梁市内山下です。標高430mの臥牛山の山頂に立つ城で、臥牛山は大松山・天神丸・小松山・前山の4丘陵の総称です。小松山に本丸・二の丸・三の丸が階段状に配され、大松山、天神の丸、前山にも遺構があります。別名(通称)は、高梁城(たかはしじょう)といわれています。また、四国の愛媛県松山市にある松山城 (伊予国)と区別するために、一般的には備中松山城と呼んでいます。

備中松山城の大きな特徴は山城であるということです。江戸期の備中松山藩時代は、山城で不便なため山麓に御根小屋という御殿を構え、そこで藩主の起居・藩の政務を行いました。また、めまぐるしく城主が変わったのも特徴の一つです。鎌倉時代に秋葉重信が大松山に砦を築いてから明治まで約600年、備中松山城には最もうるおった水谷時代など18氏48代の城主がいたといわれています。それは、東西の主要街道も交差する要地であるためで、戦国時代は激しい争奪戦が絶えなかったので目まぐるしく城主交代が繰り返されました。

現在は城郭が国の史跡に指定され、現存する天守はもとより、二重櫓・土塀の一部が国の重要文化財に指定されています。ほかにも、石垣、復興櫓や門があります。昔日のつわものたちが舌を巻いた”難攻不落の名城”の面影を、うかがい知ることができる城です。

お城データ

遺構 現存天守・櫓・塀、石垣、土塁、復元櫓・門・塀
住所 岡山県高梁市内山下1番地
アクセス JR伯備線「備中高梁」駅からタクシー約10分
サイト 社団法人 高梁市観光協会 http://www.takahasikanko.or.jp/